2015年もあと2か月

 

この10カ月、多くのいい経験と苦い経験が出来ました。
思うような結果がついてこないこともあり、自身の力のなさを目の当たりにしました。
一区切りとなったので、振り返りとして書きとめようと思います。

 

■プロデューサーとして
長寿アプリを担当し、安定的に利益を生み出す運用・カイゼンと第二次成長を作るためのダカイの成功をミッションとして動いていました。


仕組化・効率化、新しい機能開発・企画の実施と、他チームに比べて小回りが利く環境ではあったがゆえの動きは少しは評価いただいていたと思っています。


やったほうがいいことはやる、っていうスタンスで取り組んだことが他チームから「それうちでもやりたいと思ってた!」と言われ、実装まで持っていってもらったことは幾分か報われていました。苦笑

 

■エンジニアとかプランナーとか
職種というか分掌というか。専門性と責任箇所をはっきりさせることで、結果的にクオリティアップすることは間違いないです。

ただ、チームにとって新しいものを作っている場合、上流の行程では職種関係なく、問題の解決に向けて時間と人を使うことが大切だなと感じています。事実、全員が面白い、と思えるまでじっくり話し込む。


プロデューサは期日をまもって作り切ることも大事だけど、それ以上に全員の気持ちを同じ方向に持っていくことも大事だと、改めて勉強になりました。



■いちプレイヤーとして
プロデューサーから離れまして、別プロジェクトに異動になりました。
役割はなんでも屋さん。プロジェクトのスピード感をいかに伸ばすか、迷いが出たと思ったら即時つぶせるか、パートナー様のニーズや希望をいかに汲み取るか、決まっていないことをみんなが納得いく形で決める旗振り役。

プロデューサー時代よりも業務範囲が絞られたことでよりストレートにチーム課題に取り組めた気がします。


自分の役割を超えて、チームにとってプラスになることは全部する姿勢はプロデューサー時代と変化はないのですが、個人的にすごくいい異動だったと思ってます。


その分力不足からプロジェクトはうまくいかなかったのが応えた時期でもありました。
プロダクトマネージャーという職種をすごく意識した時期でしたが、それはまた別の記事で。


■いい経験
チームの課題、施策の課題について、チームで取り組めたことは本当にいい経験になりました。
最後までやりきるのは自分というのは間違いないのですが、より正解なのは自分たち同じチームの人間でやりきる、です。
リーダーに抜擢した若手が最後の1秒まで一緒に引っ張ってくれた、そしてリリースまで持って行けたことはかけがえのない経験です。


■苦い経験
プロジェクトを離れた後、ふとしたことで当時チームメンバーだったエンジニアに言われたのですが。
「自分さえ嫌われればいいやって嫌われ役に行くことは避けたほうがいいです。」
「最後まで信じたいし、信じたいと思ってたけど、嫌な感情があったらそうも言えない時もある。」

正論だなぁと。
もちろんその方はプロフェッショナルな方だし、手を抜いていると思うことは無かったです。むしろ、一緒に仕事をしていて一番頼りになると思った期間でした。

仕事の関係とはいえ、人と人とのつながりで成り立っています。
嫌われないようにしよう、という意味ではなく、一人で自分勝手に解決するだけが
手じゃないんだということを肝に銘じ、改めてチーム作りをしていこうと思っています。


■今後のチャレンジ
久々に特定のプロジェクトに属していない身となりました。
社内には魅力的なプロジェクトがいっぱいあるので、次はどういうことをしようかなぁと考えてはいるんですが。
どうしても今みえている仕事の中で行う判断となると、視野が狭くなります。
このタイミングをいいチャンスととらえローリスクローリターンより、ハイリスクハイリターンな選択をしていきます。
30歳がんばります。
(やめるわけじゃないですよ)

 

■その他
やることは社長の助力もあり、ほぼ決まってきたのですが、いろいろな方に会える機会をいただいています。突然ご連絡することもあるかもしれませんが、ご容赦ください;;

あと、運用プロジェクトじゃないから久々に年末関西に変えれるかもしれません。
お暇な方遊びましょう。

 

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(@熱海にて)

 

今年も残り2か月。
やり残しのないよう、最後まで走り抜けましょー!